目次
1 「広い家に引っ越し」 or 「家+トランクルームに収納」 の価格差!
2 トランクルームを利用するメリット
3 トランクルーム契約にかかる費用
4 トランクルームを借りない方がよいケース
要約
編集後記

「部屋が狭くて収納スペースが足りない」、「季節物や滅多に使わない物の保管場所に困る」といった悩みはありませんか?広い家に引っ越すほどではないけれど、もう少し収納スペースが欲しい・・・と思ったことがある人は多いのではないでしょうか。
今回は、広い家に引っ越すのではなく、今の家+トランクルーム利用をするメリットとその際に発生する費用についてご紹介します。
1 「広い家に引っ越し」 or 「家+トランクルームに収納」 の価格差!
わざわざトランクルームを借りるより、広い家に引っ越してまとめて荷物を保管した方がいいと感じる方もいるかと思います。実際に、家賃とトランクルームの月額料金にはどのくらいの差があるのでしょうか?
例として、東京都の中野駅から徒歩10分、専有面積20~25㎡の1K賃貸物件の家賃と同条件のトランクルームの月額費用を比較してみましたところ、1K賃貸物件の家賃相場は約10.97万円*1でした。
中央値で広さは22.5㎡になるので帖数で表すと約13.9帖になります。1㎡あたり約4,875円となりますが、荷物保管という観点ではキッチンやお風呂、トイレなどを除いた部屋の広さで考える必要があります。一般的には20~25㎡の1Kの場合、居室部分は約8~10帖程度になるため、中央値の9帖で考えた場合、1㎡あたり約7,524円になります。※1帖は1.62㎡で算出しています。
■賃貸物件

※当社調べ
一方、トランクルームの月額利用料は運営会社によってさまざまですが、当サイトに掲載している施設で大きめの部屋で計算すると1㎡あたり約7,333円となり、トランクルームの方が若干お得という結果になりました。※サイズが小さくなると1㎡あたりの価格が上がり、サイズが大きくなると価格が下がる傾向にあります。
■トランクルーム

引っ越しを選択する場合、移住になるため費用だけでなく、住み心地や職場や通学の交通などさまざまなことを考える必要がありますが、トランクルームを利用する場合、今の生活環境を変えずに利用できるというメリットもあり、広さも使いたい分だけ借りるという調整もできます。
特にトランクルームでは月額費用の他に初期費用や鍵代などの費用も発生しますが、引っ越し費用に比べるとかなり安く済むかと思います。
2 トランクルームを利用するメリット
■自宅のスペースを有効活用できる
季節物や滅多に使わない物で収納スペースが埋まっていませんか?例えばクリスマスツリーや雛人形、サーフボードやスキー板、かさばる衣類などで自宅のスペースが圧迫されている方は多いでしょう。使用頻度の低い物をトランクルームに預けることで、スペースを有効活用できます。それまであまり使わない物を置いていたスペースがスッキリするため、より暮らしやすい空間づくりが可能になります。
■最適な保管環境で荷物を守ることができる
トランクルームには大きく分けて屋内型と屋外型に分けられますが、屋内型は温度や湿度管理、空調設備など屋外型に比べ、環境が整っています。温度や湿度に弱い荷物や大切なコレクション品を預ける場合は自宅に置いておくより安心できるかもしれません。また監視カメラやICカードによる入退室などセキュリティ対策をしっかりしている施設もあります。

3 トランクルーム契約にかかる費用
ここではトランクルームにかかる費用についていくつかご紹介します。

■初期費用
初期費用の相場は月額料金の1.5~3.5か月分になるケースが多いです。
■使用料
初回に支払う月額料金のことを指します。
利用開始時に初期費用とともに利用開始月の日割り分使用料と翌月分の使用料を支払う場合が一般的です。
その他に、管理費、事務手数料、鍵代などがあります。運営会社によって必要な費用は異なってくる場合がありますので、契約前によく確認しておきましょう。
中にはキャンペーンを実施しているところもあり、お得に契約できる場合があります。複数のトランクルームを比較しながら自身にあったトランクルームを探してみましょう。
4 トランクルームを借りない方がよいケース
せっかくトランクルームを借りても、場合によっては「借りない方が良い」ケースもあります。
■家の整理整頓が終わっていない方
家の整理整頓をした上で「今よりも荷物保管が必要」「季節ものを近場に置いておきたい」というようなニーズを解消させるためにトランクルームを利用するケースが一般的です。実は整理整頓をしたら、まだ荷物が家におけるという方は整理整頓をしてから利用することをおすすめいたします。
トランクルームは小さいサイズから借りられるというメリットはありますが、やはり費用はかかってしまいます。
余分な費用をかけないためにも、まずは家の状態を確認しておきましょう。
■不要品を保管する場所になっている方
トランクルームを利用していると、どうしてもちょっとしたものも保管しがちになります。
必要なものを必要なだけ保管するのは良いですが、不要品であるにもかかわらず、保管をするのはスペースの無駄遣いになってしまいますので、保管する際は必ず必要かどうか確認するようにしましょう。
また1年間使わなかったものは処分するなどルールを決め、定期的にトランクルーム内を整理しましょう。
要約
東京都中野駅徒歩10分の1K賃貸物件(20~25㎡)の家賃相場(約10.97万円)とトランクルームの月額利用料(1㎡あたり約7,333円)を比較すると、トランクルームの方が若干お得になります。
引っ越しは費用だけでなく住環境の変化も伴いますが、トランクルームは今の生活を変えずに必要な広さを確保できます。初期費用や鍵代は発生しますが、引っ越し費用に比べると安価です。
トランクルームは、季節物や使用頻度の低い物を預けることで、自宅のスペースを有効活用できます。 屋内型トランクルームでは、温度・湿度管理やセキュリティ対策が充実しており、大切な荷物を守ることができます。
トランクルームの初期費用は月額料金の1.5~3.5か月分、使用料は日割り計算で翌月分と合わせて支払うのが一般的です。管理費、事務手数料、鍵代などがかかる場合があり、運営会社によって異なります。キャンペーンを実施している場合もあるので、複数のトランクルームを比較して、自分に合ったトランクルームを選びましょう。
トランクルームの契約前に整理整頓をしましょう。不要品を保管するのは無駄なので、本当に必要な物か見極め、1年間使わない物は処分するなどルールを作り、定期的な整理をおすすめします。小さいサイズでも費用はかかるため、家の状態確認が重要です。
編集後記
今回は、広い家に引っ越すのではなくトランクルームを活用することについてご紹介しました。
あと少し、あと1帖、2帖ほどのスペースがあればいいのに、、と思ったことがある人は多いのではないでしょうか。
私自身、ワンルームに住んでいますが、クローゼットや収納棚ではどうしても入りきらない荷物に困ることがあります。その際は実家に預けてなんとかやり過ごしていましたが、こういった場合にもトランクルームは役に立つとこの記事を作成しながら感じました。
都内の家賃は年々上昇していますし、引っ越すといっても簡単に決断できないですよね。今の家に対して、収納スペースや広さ以外の面で不便に思うことがないのであれば、一旦トランクルームを借りてみるというのも一つの手です。普段使わない荷物を預ければ、今の家もスッキリ片付き、快適な暮らしが送れるでしょう。
この記事が、あなたにとって快適な暮らしの手助けとなり、トランクルームを利用するきっかけになれば嬉しいです。

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更新日:2025/03/12
2019年 06月23日