コンテナの安全性を国土交通省も後押し

一般社団法人日本セルフストレージ協会(以下、JSSA)は2019年6月24日、「コンテナを利用した倉庫の主要構造部等に使用する海外規格材の日本工業規格適合確認ガイドライン」を発表した。

これを受けて、国土交通省は6月末に各地方整備局などに対し、「コンテナを利用した倉庫に使用する海外規格品鋼材の建築基準法の取扱いについて」および「コンテナを利用した倉庫に使用する海外規格品鋼材の取扱いについて」という2つの通知文を出した。

この通知文には、JSSAのガイドラインについて、"延べ面積200平方メートル以下かつ平屋建てのコンテナを利用した倉庫に関し、法第37条第一号への適合の確認をするにあたり、参考となるもの"と明記されており、当ガイドラインに適合した海外規格品鋼材を使った新規コンテナ型倉庫の安全性を国土交通省が後押しした形となった。

今回新しい指針を出したことによりコンテナ型倉庫の安全がさらに確認されることになった。

なお、JSSAのガイドラインについてのお問合せは同協会事務局(03-3526-8552)まで。

【JSSA】コンテナの海外規格材のJIS適合ガイドラインを発表 (左)JSSAガイドライン表紙、(右)国土交通省通知文1種

2019年 09月30日